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8th
Jun ‘12

横河さんの講演を聴いて

今夜、建築家・横河健さんと竹原義二さんの講演を聴きました。
横河さんは、私が建築を志して、偶然ですがはじめて講演を聴いた方。7年前のことです。
当時の私は、建築家の方を2~3人しか知らない状態。
横河さんのつくった作品も、そしてご本人も、とても眩しくて、ひとつの建築家の像みたいなものを感じとりました。
あの頃、雑誌や本を見ては、自分が好きと思った作品の図面を、ひたすらトレースして、空間を想像してました。もちろん横河さんの作品も。今日、講演のスライドを見ながら「あー、この作品トレースしたな」と懐かしんだり。その手を動かした感覚が、今でも身につ残っているかもしれません。
いまは、トレースではなく、自分で設計して、実際の図面を描くようになりました。
あの頃と比べるとスキルは少しだけ身についたけど、姿勢だけは、いつまでもあの頃と一緒でいたい、というか、あの頃よりもっと貪欲でありたい。そしたら、ちょっとだけでも横河さんのような建築家像に近づけるでしょうか。。

AUTHOR : さかきばら