なんでも見て、なんでも食べて、なんでも感じてと、ひたすら歩きまわった8日間のインドひとり旅。
インドには、すべてあった。
おおらかに流れる大河も、照りつける日差しも、乾いた赤土も、土埃も、排気ガスもクラクションも、魅せられた美しい建物も、目を背けたくなるような汚さも、貧しさも、つきあげてくる臭いも、とっても親切な人たちも、「高い」「安い」の交渉も、毛穴が開く辛いカレーも、身体にしみわたるチャイも、全身筋肉痛になったヨガも、折れそうな手でお金を求める子供も、指輪じゃらじゃらの太っちょのおじさんも、色鮮やかなサリーをまとった美女も、チャーミングな少年たちも、皺が刻み込まれた老人も、ハエも、犬も、猿も、山羊も、牛も、人も、ガンジーも、ヒンズー教も、イスラム教も、仏教も、あらゆる神様も…まだまだいっぱい。
たくさん歩く中で、私はなぜか、美しい観光地よりも、喧噪と混沌の街に足を運びたくなった。そこには、強かだけど憎めないような人たちが溢れていて、大きな瞳の中のきらっとしたものに魅せられてしまう。そのエネルギーに吸い寄せられてしまう。
私がインドで感じたこと。それは「今を生きる幸せ」
私も、そうありたい。
「絵ハガキ」になってしまうタージマハール。美しいけれど…
人と、リキシャと、バイクと、車と、埃と、クラクションと…
駅近くのたくさんのリキシャ。値段の交渉が疲れるが、楽しい
イスラム文化はあちこちに
4時間ひたすら待ち続けた電車
建設現場の足場は木。材料としてはレンガが多い
こんな彫刻も…世界遺産のカジュラホの寺院にて
なんでも食べて
なんでも飲んだ。すこぶる元気!
食事をごちそうになった!一畳あまりの小さなキッチン
目のきらきらが眩しい
朝のガンジス川には、沐浴する人々の姿と観光船が交錯する
いつまでも見ていたかった、ガンジス川