どうして?どうして…というくらい、日々いろいろなことがあって、息をつく間もないほど、ちょっとシンドイときがある。現場が進んでいるときは、その連続で、自分を見失いそうになるけれど、やはり勇気をもって決めたことが、形になっていくのは嬉しい。
今日は4ヶ月にわたり監理していた長屋の改修工事の引渡し日。と同時に今日から建て主が暮らしはじめる。次々に家具が入り、灯りがともされ、その人の“暮らし”の色に染まっていく様子を見て、“じんわり”とする。この瞬間があるから、やっぱり設計は止められない。
現場によく足を運び、施工者といっしょに自分が携わってきた感覚がある。
思い入れの深い現場となった。