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16th
Mar ‘11

地震後

多くの方が被災され、天災の恐ろしさを感じ、心が痛い。
地震が起きてから、いろいろなことを思い、考えていた。
最初に思ったこと。単純だが、東京の兄家族や親しき知人たちの安否。そして大丈夫という連絡を聞いたときの、どうしようもなくほっとした思い。
次に思ったこと。自分に何かできるのだろうか…という考え。ただ漠然と思っているだけで…思うことで社会の風潮の中に身を置いている自分がいた。
そして、今思うこと。
関西でも、建築資材が入らず工事が中断する状況となってきた。おそらく資材も高騰し厳しさが想定される。とにかく経済が滞わないよう、建主や施工者も交えながら、代替資材の検討も含め設計者としてやれるだけのことはやろうと思う。
自分の仕事の中で、粛々と踏ん張り続けることが大切。

AUTHOR : さかきばら