今年は、空梅雨?(関東の方には想像できないでしょうが)、そして暑くないかも。このままエアコンなしで過ごせたら嬉しい。7月に入りました。
4年前から愉しみにしていたW杯も、帰宅するとふらふら。“ネムマール”状態で、ほとんど見ていませんが、選手やサポーターの姿を見ていると、それぞれの国民性や文化を感じます。(ドイツ、ガンバレ!)
学生時代からの放浪癖が抑えきれず、そろそろ出たいのでしょう。まだ、子供じみた「自由」を求めている私ですが、「そうだ。海外で仕事をしよう」との妄想を抱きはじめています。動けば、きっと出来るはず!
進んでいる現場をはじめ、設計は金額との調整が続いています。しつこく、粘り強く、いっぱい考えてつくり出したい。まだまだ、ふんばりどころ。
6月末に、JIA(日本建築家協会)東海支部の設計競技で、名古屋に出向きました。
会場は、私の母校(驚くほど綺麗になってました)。このキャンパスでの4年間は、勝手な自由そのものでした。でも、懐かしかった。学部の校舎に入って、ゼミ室の前まで行って、廊下の気配や匂いは当時のまま。しばらく、ぼ-っとしていました。
名古屋の若手設計者たちは、みなさん凄く勢いがありました。熱く、そして設計のレベルもとても高く。色々な方とお話しましたが、夢があって。いい空気に触れ、次の日まで余韻を残していました。
そんなこともあって。
ずっと思ってきたことですが、大阪での設計活動に加え、愛知・岡崎の実家に事務所のブランチを設けようと決めました。私は、転勤っ子で色々な場所を移り住んだものの、両親の生まれ育った故郷であり、幼きころから夏休み冬休みと過ごしたこの場所に、やはり愛着を感じます。
今は空家となっている古い民家ですが、少し整えて、色々な使い方ができたら良いなと考えています。
こちらは妄想でなく、来年早々の実現に向けて、準備していこうと思います。
名古屋の友人、知人のみなさん、どうぞよろしくお願いします。
JIA東海の一次審査風景。設計者だけでなく、多くの学生の姿も