風薫る5月。新緑が美しく、生命力にあふれるこの季節が、とても好きです。
大阪「淡路のちいさなビル」の工事が、本格的に動き出した4月。
職人さんたちが汗を流し、建物がたちあがっていくリアリティそのものの現場が、やはり好きです。秋口の竣工に向けて、がんばらねば!
今年度から、大阪芸術大学で非常勤講師をさせていただくことになりました。
3回生の設計実習。毎週学生ひとり一人と向き合いながら、課題について指導し一緒に考えています。それぞれ個性あり、面白く、そして素直であどけなく、可愛い。はっとすることも多く、教えることで、教えられています。
加えて、芸大のモダニズム建築のキャンパスは素晴らしい。豊かな環境で、学べることは羨ましいかぎりです。
昨年竣工した「六甲道の家」。4月は、取材、撮影、現地審査等で、建て主のご家族に大変お世話になりました。心より、お礼申し上げます。
それにしても、行く度に魅力が増す家。「住みこなす」力に脱帽です。
このご家族との出会い、家づくり、そして今については、また改めて書きたいと思います。
5月は、とても忙しい月となりそうです。
詰め切らなければならない設計、コンペの二次審査などなど…ひとつひとつていねいに。
3年目を迎えたスタッフと共に、5月の爽やかな風のように、乗り切らねばなりません。
ズントーの作品集を手に入れました。
昨年の諸々の入賞や誕生日祝いなど、ごっそりまとめて家人からの贈り物です。ため息が出るほど、それはそれは美しい本。
ありがとう。大切にします。