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26th
Oct ‘11

講義はじめて

今日はじめて、大学の講義で建築について話す機会をいただいた。

相手は1年生。まだまだインテリアや建築について、学びだしたばかり。1年生当時の自分を思い出しても、何も思い出せないほど、ふわふわしていた。
恥ずかしながら、自分の生い立ちや35歳から建築をやり始めたこと、そして今何を思って、どうしようとしているのか…などを話す。
そして、みなさんに「デザインとは?」「社会とは?」について、思うままに言葉を書き出してもらった。個性いろいろ。でも社会について“人と人とのつながり”というような内容の子が多く、なんとなく嬉しくなった。
はじめてのことで、上手く話せなかったと思う。自分の思いを伝える、というのはとても難しいし、努力も必要と痛感。
でも、今日のつたない話が、聞いてくださった皆さんの中にちょっとでも残ってくれれば、とても嬉しい。
SS
ちなみに、私が考えるデザインとは、社会との関係性をつくること。その関係性が、より新しく、より生き生きとするような“コトづくり”を建築を通じてしていきたい。
そんなことを真剣に考えている今日このごろ。

AUTHOR : さかきばら