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14th
Mar ‘10

地鎮祭にて

 

春らしい穏やかな陽ざしのもと、地鎮祭が執り行われた。
この場所に、これから先何十年もの間、建物が存在し、住まう人々がいる。
この家で育つ子供たちの原風景ともなり、そして街並をつくりだす一つの景色となる。
人や街の記憶に残るということ…とても大切なことだけに、あらためて設計する立場として色々なことを考えさせられる。
いよいよ真剣勝負の現場がはじまる。
自分が何を考えて設計にのぞみ、それを建築としてどうつくっていくのか。
そんな真価が問われるようで、嬉しさとともに、とても緊張した今日。

AUTHOR : さかきばら