小さい頃から、あちこちの街を移り住み、いわば「無国籍」の私ですが、自分のDNAがどこにあるのかと問われれば、やはり名古屋なんだろうと思います。
両親ともに愛知県生まれ、そして大学、社会人の多くの時間を、名古屋で過ごしました。味覚も、言葉も、土地勘も、すべてOK。駅で働いていたこともあるためか、名古屋駅のホームに降り立つと、すご～くほっとします。
そんな名古屋近くで、住宅の計画がスタートしました。
診療所を併設した、若いお二人のための住まい。
かつてプロのサーファーを目指していた建て主のお二人は、海へ、山へ、キャンプへ、はたまた全国各地へと動きまわり、いつもそのアクティブさに感心しています。お打合せは、いろいろと脱線しつつ、あっという間に時間が過ぎてしまう感じ。
この敷地は、交通量が多い前面道路と、裏手に広がる神社の緑。対照的な二つの光景を、どう受け入れるかで、プランができあがってきています。
本格的な設計はこれからですが、名古屋通いが、とっても面白くなりそうです。
