この秋、大阪では建築やデザイン関係のイベントが多く、「見たい」「聴きたい」と思うものには、なるべく出向いた。
中でもよかったのは、先だっての日曜日の「U-30 記念シンポジウム」。
30歳以下の若手建築家と、40歳くらいで活躍する建築家たちが、それぞれ自作等についてプレゼンテーション、皆でディスカッションした。
活字ではない生の声は、体の中に沁み入るように入ってきた。
特に、40代の建築家の言葉は、つくっていることへの自信に満ちていた。
なんだろう。私の中には、多感な学生時代に建築を学ばなかったこと、建築の世界に浸らなかったこと、そして建築の仕事に携わったのが遅かったことなど、不安とか気後れするところがあった。
でも今回の講演を聞いていたら、そんなこと関係ない、と素直に思えた。
ちゃんと現実に向き合い、思考し、それを形にして、つくり続けていくしかない。
もっともっと、自分に対して強くなりたい。そう思う。
それから週末にいただいたクライアントの方からの便りは、体の芯から熱くなるような内容だった。ありがとうございます。
がんばります。