とても久しぶり、です。
進行中の工事が3つ重なり、現場を行き来する日が続いている。本格的な夏になる前に、すでに陽焼けがスゴイことに…。
私が現場に行く理由。
まずは、自分の設計したものを、ひとつひとつ確かめたい。
加えて、現場で創りだされていく、その瞬間を近くで感じていたい。
納骨堂の現場では、以前もお世話になった大工さんが棟梁。積み上げられ、熟練した仕事ぶりを見ていると、本当に尊く感じる。
今日は、茨木でコンクリート打ち。設計者の私も、型枠を木槌で打つ(足手まといかもしれないが、どうにか参加したい)ので、その興奮で昨晩は眠れなかった。
施工図があがり、鉄筋を組み、緻密に型枠を組む。そして今日、一挙にコンクリートを打った。綺麗に打てるかは、まさに「一発勝負」。その時の現場監督をはじめ、職人さんたちのエネルギーを身近に感じる。
総勢15名の力を受け、私は身体はクタクタですが、未だに興奮しています。
思い出せば、私がこの仕事をやりたい!と思ったのは、所員時代の初めてコンクリート打ちに参加した時。今日、木槌で叩きながら、その時を思い出した。
ひとつひとつ、手でモノがつくりだされていく。
そのことは、とても尊く、美しいように感じる。