最近、電車での移動が多い。吊り広告や人間ウォッチングが楽しい。
自転車通勤は「近くて便利」だけど、めっきり読書の時間が少なくなった。社会に触れなくなった。あまり、よくない…。
車内でいろいろな本を読んでいる。大好きな「深夜特急」を読み返して、あ~旅に出たいと思う。久々に安藤忠雄氏の「連戦連敗」を読み、自分が建築をやろうと思った原点を思い起こす。
建築家・藤本壮介氏の本を読み、最近講演会で話も聞き、建築のあり方みたいなものを、よく考えるようになった。建築がその場に存在するということは、どういう状態なのだろう、などと堂々回りのように思いめぐらせている。形だけで表現しては駄目だ、と自分の設計行為を省みたり…。
実際にこの図書館を体感して、ますますその堂々回りを繰り返している。