暑い日本の夏から、さらに暑い台湾へ。この国は3回目。
1日目。台北の街を歩き始めたのは夕方。充満する湿度、独特の匂い、そして夕暮れのお喋り。何となくほっとするのは、子供の頃の日本のような風景だからかもしれない。
積み上げたようなアパートメントも、窓際の個性がそれぞれ。どんな暮らしかと想像するだけでも楽しい。歩くだけ歩き汗ダラダラ、その夜のビールの美味しかったこと。
2日目。宜蘭まで足を伸ばし、フィールドオブアーキテクツの建築へ。伸びやかさ、素材、今の国内では感じられない開放感。10年もかけてつくられた話を聞いているからだろうか、手の痕跡を探してしまう。
3日目。今度は台湾高速鉄道で南下して台中へ。台中国立歌劇院に行く。前回は1階のみのプレオープンだったが、今回は4時間かけてじっくりみた。同じ洞窟のような形態も、高さや光で全く異なる空間に感じる。
一緒に行った建築素人の家人は、すごく印象深かったよう。出来上がったものから、力の結集みたいなものに感じ入ったよう。今度記事にするらしいので楽しみ。
あっという間の4日間。故宮博物館まで行き「白菜」やらも見て、色々食べ、アジアの熱気をチャージしてきました。
台湾に行くたびに「おっ」と感じるのが、この台北駅。巨大な吹抜け、その下に座り込む人々に圧倒されるのです。