先ほどまで旧知の大先輩と食事をしていた。
会社員時代だが、この人たちと過ごした時期は、仕事という枠を超え、私の中では色濃いもの。
その人には、とても悲しいことがあって、今もその状態は続いていた。
それでも自分を鼓舞しながら、前向きに生きていこうとする姿は、やはり私の思う先輩の姿そのものだった。なぜか、涙が止まらなかった。
ねえ、人はどこまで強いのだろうか。そして、弱いのだろうか。
そして、人は人にどれだけ寄り添えるのだろうか。
その逞しくて、果無いあり様を、改めて感じている。
生きている者、そして生かされている者、今を精一杯生きなければ。