葵祭で賑わう京都へ出向く。
建築家の塚本由晴さんと、建築家でもあり左官職人でもある森田一弥さんの土壁のレクチャーに参加するため。森田さんの専門的な知識に加え、塚本さんの独特の見方が加わり、とても面白かった。何層にも重ねられた土壁だからこその魅力があって、なんとなくそのレイヤーを一つひとつ外してみたくなった。何が見えてくるんだろう…と想像するだけでも楽しい。
それにしても、京都に流れている時間は、とても心地よい。
蓄積された時間が、ゆったりとした空気をつくっている気がする。