昨年竣工した「中崎の家」の一年点検。
一年のうちに、すっかり大きくなった3人の子供たちが、「先生~」と言って抱きついてくれるのが、とても嬉しい。
どうやら彼らにとって、先生=幼稚園の先生らしく、わたしはお父さんが幼稚園に通っていた頃の先生と思われているが、とにかくこのヤンチャな3人が、とても可愛い。この家族に会うと、ほんとうに元気になる。
独立したての当時、まだ実績のなかった私に、思い切って設計を依頼してくれた施主。うれしくてうれしくて、設計のときも、現場のときも、とにかく必死だった。住宅設計の楽しさみたいなものを、いつも感じていた。
竣工したときに施主からいただいたメッセージを、今でもときどき読み返す。これを読むと、一歩踏み出せるような気になる。
この頃の思いを大切に。